中国製降圧チョッパの分解調査の動画を公開した
学部講義で学ぶ降圧チョッパ 教科書の回路図だけでは実物の様子は分からないので、安価な製品を分解して紹介 が、安価な製品でもDCMや同期整流など教科書以上の機能を備えているので、学生は逆に戸惑うかもしれない… 【パワエレ】中国製降圧チョッパの分解調査 https://youtu.be/PQczzEU-kuw
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回路が故障したからといって、手あたり次第に部品交換していても迷走する
学生が頻繁にやらかす、プローブの先端での短絡事故 4年生は未熟なため修理対応にも色々と問題がある 本来はオシロ等で各部を観察して目星をつけるべき しかし現状は手あたり次第に新品部品と交換しまくっており、回路が正常に動作しない これだと、パターン不良やピンアサ間違いなどには気付けない...
実装部品を間違えていると思われる中国製品
Amazonで中国製の降圧チョッパを購入して分解調査 最大入力電圧は60Vなのに、入力コンには50V定格の電解コンが使われている また、出力電圧は12Vなのに出力コンは63V定格 降圧チョッパなのに、なぜか出力コンの方が電圧定格が高い どういう意図があるのだろう…単に現場作業者が部品をミスったか？
原因究明なしの部品交換だけではレベルアップしないぞ
学生のトラブル対応は「とにかく部品交換/とにかくはんだ修正⇒正常動作⇒やった☆」で終わる場合が非常に多い しかし、これだと不具合の理屈が不明のままなので学びが薄い… この例だと、はんだ不良でもそれなりに動作している はんだ不良でどんな事象が発生してたのか考察することでレベルアップする
計測器を変えたからといって、都合の悪いサージやスパイクは消えないぞ
「計測器を変えたら電圧スパイクが消えて問題が解消されました、やった☆」というような学生にちょくちょく出くわす スパイクが消えたわけではなく、見えていないだけ... 計測器の帯域やサンプルレート関連で失敗した経験は誰しもがある これに引っかからないように、簡単な動画を準備しよう…
ちょっとした工夫でグラフの見やすさは大きく改善する
ちょっとした工夫でグラフの見やすさは大きく改善する このグラフは全ての特性を同種の実線で表しているので、一つ一つ凡例と見比べなければならず、読者の負担が大きい 50kHzと100kHzの2グループあるのだから、実線と点線で区別したり、太線と細線で区別するだけで、読者の負担は軽減される
動画を利用した反転型のプレゼン練習や輪講で生産性が爆上がり
研究室では、動画を利用した反転型のプレゼン練習や輪講を導入してから、Q＆Aの質と量が劇的に向上した 1時間の持ち時間をQ&Aに全振りでき、平均で30個以上の質問が学生から寄せられる 【プレゼン】動画を利用すれば、プレゼン練習や輪講の質は劇的に改善する https://youtu.be/Vu6MI5gpxkM